NPO法人と企業が提携し、パートナーシップ事業としてエコツアーを企画、主催する動きが広がりつつあります。
今や、安いだけ、性能が良いだけの商品を生み出すことに終始している企業は、社会的な信頼やステータスを得ることはできません。「地球にやさしい」商品やサービスを提供し、地域の人たちの生活に溶け込み、受け入れられる姿勢が必要となりつつあるのです。
中部電力が、NPO法人中部リサイクル運動市民の会とのパートナーシップ事業の一環として、記念日植樹券をプレゼントする活動を行っているのも、そのような企業との連携によるエコツーリズムのひとつといえるでしょう。
木を育てる人を増やし、環境への心を育てる活動として、「木を植える権利」をプレゼントするというものです。
家族や大切な人の記念日に苗木をプレゼントし、ご自宅に植えるのもよし、あるいはその苗木をNPOに寄付することで国内外の植樹活動を助けることもできます。また、抽選で国内の植樹ツアーに参加することもできます。
さまざまな形のエコツアーが企画、運営されています。自治体によるもの、企業によるものなど、いろいろな形でそれぞれの長所を生かし、パートナーシップ事業としてエコツアーがますます盛んになっていくのは、これからの新しい形のエコツアーとして期待されています。
中部電力の植樹活動については、中部電力(株)広報部植樹券係 電話052-973-2132にお問い合わせください。
エコツアーが盛んになるにつれ、旅行会社が企画するエコツアーが人気を集めています。特に、子どもだけで安心して参加できる企画が、夏休みや冬休みなど、学校の長期の休みを利用して次々と実施されつつあります。
たとえば、株式会社 日本旅行では、「トムソーヤクラブツアー」という、子どもだけのエコツアーを夏休みに向けて企画、販売しています。
「トムソーヤクラブ」とは、日本旅行によると次のように説明されています。「トムソーヤクラブとは・・・森のなかで、木や草の香りにふれ、動物や昆虫の生態を見つめて、自然の不思議さ、すばらしさを感じてほしい。たくさんの仲間と、力を合わせてごはんを作り、真っ黒なテントで語り合い、「友だちって何だろう」と考えてほしい。そんな自然とのふれあいや、さまざまな体験を通じて子どもたちが学び、たくましく成長するための活動を推進している組織です。」
(日本旅行「トムソーヤクラブツアー」参照)
たとえば、日本旅行では、2008年夏のトムソーヤクラブツアーとして、2泊3日の「日間賀島 トムソーヤクラブキャンプ」や同じく2泊3日の「トムソーヤ 長良川冒険自然学校」、および2泊3日の「トムソーヤ木曾上松」を企画しています。
いずれも参加は子どもだけで、子ども10人に対してインストラクターが1人つき、安全に楽しくエコツアーを経験できるよう企画されています。
ご両親がなかなかお休みをとれなくても、これならばお子さんだけで冒険に出かけられますね。