エコツアーにもいろいろありますが、農業体験を希望する人と、農繁期で人手を必要とする農家の仲立ちをするエコツアーもあります。たとえば、長野県飯田市内の農家で行われる、「ワーキングホリデー飯田」もそのひとつです。主催は「ワーキングホリデー飯田事務局」です。
飯田市は、温暖でかつ冷涼な気候を生かし、野菜や果物の栽培が盛んな地域です。春は梨の花粉付けやリンゴの摘花作業、秋は干し柿つくり、リンゴの収穫など、農家にとってはてんてこまいの日々が続きます。一方、これらの作業は、普段農業とは縁のない生活をしている人にとってはぜひ、体験してみたい作業ではないでしょうか?
決して、お遊びで参加することは禁物ですが、農繁期の農家の役に立ちながら、同時に貴重な体験をすることができる、すばらしいエコツアーです。受け入れ農家によって、体験できる作業は異なります。牛舎の掃除など、酪農体験が可能な場合もあります。
時期は、一年間を通して行われますが、作業の内容は時期によっても、また受け入れ農家によっても異なりますので、事前によく確認し、受け入れ側と参加する側双方の希望がよく合うようにするべきです。
問い合わせは、ワーキングホリデー飯田事務局へ、ファックスかHPからのメールで行ってください。
ファックス 0265-52-6181。
参加する場合、参加費用は必要ありません。汚れてもよい格好で、着替え等を持参する必要があります。また保険証も必要です。
八ヶ岳山麓の「滝沢牧場」では、野菜の収穫体験や乳しぼり体験、バターやアイスクリーム作りといった、体験型のエコツアーを楽しむことができます。
「滝沢牧場」は、10万平方メートルもの広大な敷地に、畑や牧場があり、さまざまな農業、牧場体験を提供します。年間を通してさまざまなプログラムが計画されていますが、特に夏は高原野菜の収穫体験を提供するエコツアーが人気で、家族連れが押しかけるほどです。標高1375メートルの野辺山高原は、真夏でも30度をこえることはほとんどない冷涼な気候で、高原野菜の産地として知られています。7月上旬から9月下旬にかけてはレタスやニンジン、トウモロコシなどが、収穫されます。普段は、野菜嫌いのお子さんも、自分で収穫した野菜ならば、おいしく召し上がることができるでしょう。これを機会に野菜大好きになるかもしれませんね。
お子さんだけでなく、お父さん、お母さんにとっても、日ごろ、土と戯れる機会がほとんどない方にとって、新鮮な野菜の収穫を体験することは、心と身体のよいリフレッシュとなることでしょう。
牧場では、乗馬体験や乳しぼりも体験できるプログラムが用意されています。「食育」という言葉が最近、よく耳にされますが、こうした体験型のエコツアーで「食」について、頭ではなく身体で体験できることは、子どもだけでなく大人にとっても非常に有意義な学習になるのではないでしょうか。
お問い合わせは、有限会社 滝沢牧場 電話0267-98-2222へ。
作業だけでなく、農家の人たちとの交流も貴重な体験となるのではないでしょうか?